そのようななか、アメリカ国防総省の高官が、A-10攻撃機を欲しがっている国があると明言したのです。その発言の真意はどこにあるのでしょうか。
そもそも、配備先である米本土アリゾナ州のデイビス・モンサン空軍基地では、今年(2024年)2月からA-10の退役が始まっており、同基地に所属するA-10デモンストレーション・チーム(エアショーなど公開イベントで飛行を行う広報専門の飛行チーム)も今年でその活動を終えます。アメリカ国防総省としても2025年度予算要求で、56機のA-10の退役を盛り込んでいます。
このようななか、3月17日に連邦議会下院の軍事委員会においてアメリカ空軍の高官を招いての公聴会が行われました。議題は2025年度会計の国防権限法(NDAA)の予算要求についてで、その中にはA-10に関する質疑応答も含まれていました。
参加したのはアメリカ空軍省(米国防総省の隷下組織)トップのフランク・ケンドール長官、アメリカ宇宙軍の作戦部長チャンス・サルツマン大将、そしてアメリカ空軍参謀長のデイビッド・アルビン大将の3名です。
具体的な退役時期を米空軍高官が明言
アメリカ議会下院の 公聴会で説明するアメリカ空軍トップのフランク・ケンドール長官(画像:アメリカ国防総省)。
A-10の退役は以前、2030年代から2030年代後半と言われていました。公聴会では前出のデイビス・モンサン基地が所在する、テキサス州選出のモルガン・ラットレル下院議員がA-10の退役時期について質問しています。
「この機体の廃止はいつか?」という問いに、アルビン大将は「2028年の会計年度末で、2028年から2029年の間にそう(A-10の退役)なります」と具体的な時期を回答しました。
また、公聴会ではアメリカ空軍から全面退役したあと、その機体を他国へ供与する可能性があるのかについても質問がありました。この質問の真意は、A-10は兵器であると同時にアメリカ合衆国の資産でもあり、それを再利用して有効活用できないかというものなのでしょう。
ジョージア州選出のオースティン・スコット下院議員は、退役後のA-10について、NATO(北大西洋条約機構)諸国や、それ以外の同盟国で同機に興味を持ち、実際に協議を行っている国があるかについて質問。
これに対して、ケンドール空軍長官は具体的な協議が行われていることについては否定しましたが、「少なくとも1か国が興味を示している」と明言したのです。
A-10は、2024年現在まで開発元のアメリカでしか運用されておらず、この興味を持った国への供与が実現すれば、初の海外運用例となるでしょう。
退役後のA-10が外国へ供与された場合、この人気の高い攻撃機が飛ぶ姿をもっと長く見られることとなり、それはマニア的には嬉しいことかもしれません。しかし、ケンドール長官によればA-10を使い続けることは簡単なことではないようです。(以下ソースで
5/7(火) 6:12配信 乗りものニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4ad6728c1e3d9bca0dca5fd28d8585856c87e40?page=1
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引用元: ・【軍事】退役後のA10攻撃機はどうなるのか? 興味を持つ同盟国は存在するが運用に難も… [シャチ★]
コピペ はよ!
ワイ(プロペラだけどジェット機なんだよなあ・・・・)
対戦車用戦闘機だけどもうミサイルの時代やろ?
全部当たりだろ
コメント